【この記事の結論】
頭皮アートメイクが定着したあとの私の生活は、受ける前とほとんど変わっていません。白髪染めもしますし、ジムもサウナも行きます。
ただし、これは「定着したあと」の話です。
施術直後は別で、施術を受けたクリニックから指示された過ごし方があります。そして私の場合は、最初の施術から約2年後に、自分で「そろそろリタッチかな」と感じました。
頭皮アートメイクを検討していると、
- 何年くらいきれいな状態が続く?
- 美容師さんや友人にバレない?
- 白髪染めやヘアカラーはできる?
- ジムやサウナはどうする?
- リタッチはいつ決めればいい?
こんな「入れたあとの生活」も気になると思います。
私は58歳の美容ナースです。分け目とつむじの薄さが気になり頭皮アートメイクを受け、その後、約2年でリタッチをしました。
この記事では、施術当日の流れや痛みではなく、頭皮アートメイクを入れてから実際にどう暮らしているのかを書きます。
施術当日の流れ、痛み、施術直後の経過については、こちらの記事にまとめています。
→ 頭皮アートメイクとは?50代女性の分け目薄毛|58歳ナースの体験談と注意点
※筆者は、頭皮アートメイクを提供している美容クリニックに勤務しています。そのうえで、良かったことだけではなく、自分自身の体験や注意したいことも含めて書いています。

約2年後、「つむじが割れてきたかも」と感じてリタッチしました
私がリタッチを受けたのは、最初の施術から約2年後でした。
クリニックから「そろそろリタッチの時期です」と言われたわけではありません。
自分で気づきました。
私は朝、髪を整えるときに必ずつむじと分け目を確認します。
毎日見ているうちに、あるときから、
「あれ?前より、つむじが割れて見えるようになってきたかな」
と感じるようになりました。
ある日突然、アートメイクが消えたわけではありません。
毎日見ているからこそ分かる、ゆっくりした見え方の変化でした。
それが、私がリタッチをしようと思ったきっかけです。
私の場合は約2年でしたが、だからといって「頭皮アートメイクは2年で必ずリタッチが必要」という意味ではありません。
色の残り方や仕上がりの変化には個人差があります。私の場合は、年数そのものよりも、自分のつむじの見え方が変わってきたことが判断のきっかけになりました。
頭皮アートメイクは美容師さんにバレる?私の場合は「わからない」と言われます

頭皮アートメイクについて聞かれることの多い質問が、
「近くで見たらバレませんか?」
です。
美容室は、もともと私にとって頭頂部が気になる場所でした。
強いライトの下で髪を分けられると、分け目やつむじがいつも以上に目に入ります。
今は、担当の美容師さんには自分から頭皮アートメイクをしていることを伝えています。
ところが、どうやら今では忘れているようです(笑)。
それくらい、普段の美容室では話題にならなくなりました。
友人にも見てもらったことがあります。
「全然わからない」
「自然だね」
と言われます。
私は美容クリニックで仕事をしているので、患者様から頭皮アートメイクについて聞かれることもあります。
そんなときは、実際に自分の頭皮を見てもらいます。
近くで見てもらっても、
「どこに入っているんですか?」
「わからない!自然ですね」
と言われることが多いです。
もちろん、これは私自身の仕上がりについての体験です。
「頭皮アートメイクなら誰でも絶対にバレない」という意味ではありません。
仕上がりや自然さには個人差がありますし、施術する範囲や色、もともとの髪の状態によっても見え方は異なります。
白髪染めとヘアカラーは、定着後は何も変えていません
白髪染めやヘアカラーについては、頭皮アートメイクを受けたあとも特に変えていません。
定着してからは、それまでと同じように美容室でカラーをしています。
頻度についても、頭皮アートメイクをしたからという理由で変えてはいません。
ただし、ここでも「定着後」と「施術直後」は分けて考える必要があります。
施術直後にいつからヘアカラーや白髪染めを再開できるかは、施術を受けた医療機関の指示を確認してください。
カラーの予定が決まっている場合は、頭皮アートメイクの施術日を決めるときに、先にクリニックへ伝えておくと安心です。
ジムとサウナ|私は施術後のルールを守らず行っていました

私はジムもサウナも好きで、今も普通に通っています。
定着してからは、頭皮アートメイクを理由にジムやサウナを控えることはありません。
ただし、施術直後については、私の失敗も書いておきます。
私が施術を受けたクリニックでは、施術後1週間はジムやサウナなどを控えるというルールがありました。
ところが私は、その指示を守らず行っていました。
これは「私も行ったから大丈夫」という意味ではありません。
あくまで私自身が実際にしてしまったことを書いています。
これから施術を受ける方には、私と同じことをおすすめしません。
施術直後の運動・サウナ・入浴などについては、自分が施術を受けた医療機関の指示に従ってください。
シャンプーや普段のヘアケアについても、私は施術直後だけは気をつけましたが、その後は特別なことはしていません。
今でもしっかり気をつけているのは、頭皮の日焼けです
普段の生活はほとんど変えていませんが、今でも意識していることがあります。
頭皮の紫外線対策です。
分け目や頭頂部は、顔と比べて普段あまり意識しない場所ですが、頭皮も皮膚の一部です。
私は頭皮アートメイクをしてからも、頭皮の日焼け対策はしっかり行っています。
「せっかく入れた色をできるだけきれいに保ちたい」という気持ちもあります。
髪そのものへの対策は、頭皮アートメイクとは別に続けています

ここは、頭皮アートメイクを検討している方に誤解してほしくないところです。
頭皮アートメイクをしても、髪そのものが増えるわけではありません。
私の中では、次の2つを分けて考えています。
- 頭皮アートメイク=今ある地肌の透け感を目立ちにくくする
- 髪そのものへのケアや治療=それとは別に続ける
私自身も、頭皮アートメイクをしたから髪について何もしなくなったわけではありません。
50代になってからは、食事ではたんぱく質を意識して摂るようになりました。
「見た目をカバーすること」と「髪そのものについて考えること」は、別の問題だと思っています。
50代女性の薄毛の原因や、医療機関へ相談したほうがよい目安については、こちらの記事でまとめています。
→ 50代女性の薄毛はなぜ?分け目・つむじが目立つ原因と対策
受けてよかった。でも、誰にでもすすめたいわけではありません
「施術前に戻ったら、もう一度頭皮アートメイクを受けますか?」
そう聞かれたら、私はもう一度受けると思います。
頭皮アートメイクをしても、髪そのものが増えるわけではありません。
白髪染めもしますし、髪そのものへのケアも続けています。
そして私の場合は、約2年後にリタッチもしました。
それでも、私にとって頭皮アートメイクは、分け目やつむじの見え方に対する悩みを軽くしてくれた選択肢でした。
この施術を受けられて、本当によかった。
今は、そう思っています。
ただし、自分が良かったからといって、誰にでもすすめたいとは思いません。
頭皮アートメイクは簡単に元へ戻せる施術ではありません。また、時間が経てば見え方が変わり、リタッチを考えることもあります。
メリットだけを見るのではなく、デメリットも知ったうえで、
「私は何を変えたくて、この施術を受けたいのか」
を考えてから決めてほしいと思います。
→ 頭皮アートメイクのデメリットと注意点|50代女性が後悔しないために
頭皮アートメイクのその後についてよくある質問
頭皮アートメイクは美容師さんにバレますか?
私の場合、美容師さんには自分から伝えていますが、今では忘れているようです。友人や患者様に実際の頭皮を見てもらっても、「わからない」「自然」と言われることが多いです。ただし、これは私自身の仕上がりについての体験であり、すべての方に当てはまるわけではありません。
頭皮アートメイクのあと、白髪染めやヘアカラーはできますか?
定着後の私は、以前と変わらず白髪染めやヘアカラーをしています。ただし、施術前後にどの程度期間をあけるかは施術先によって異なるため、必ず医療機関に確認してください。
頭皮アートメイク後もサウナやジムに行けますか?
定着後の私は、現在も普通にジムやサウナを利用しています。ただし施術直後は別です。私が施術を受けたクリニックでは1週間控えるルールがありました。私は守らず行っていましたが、この行動をおすすめするものではありません。施術後は必ず施術を受けた医療機関の指示に従ってください。
頭皮アートメイクのリタッチは何年後にしましたか?
私は最初の施術から約2年後にリタッチしました。毎朝つむじと分け目を確認している中で、「以前よりつむじが割れて見えるようになってきた」と感じたことがきっかけです。私の場合は、年数ではなく見え方の変化がリタッチを考えるきっかけになりました。
頭皮アートメイクを受けて後悔していませんか?
私は後悔していません。施術前に戻っても、もう一度受けると思います。ただし、髪が増える施術ではないこと、時間とともに見え方が変化すること、リタッチを考える場合があることなどを理解したうえで選ぶことが大切だと考えています。
まとめ|頭皮アートメイクから約2年、私は普通に暮らしています

頭皮アートメイクを受けたあとの私の生活をまとめると、こうなります。
- 白髪染め・ヘアカラーは定着後は今まで通り
- 美容師さんは施術したことを忘れているようです(笑)
- 友人や患者様からは「わからない」「自然」と言われる
- ジムやサウナも定着後は普通に利用している
- 頭皮の日焼け対策はしっかり続けている
- 約2年後、つむじの見え方の変化に自分で気づいてリタッチした
- 髪そのものへの対策はアートメイクとは別に考えている
頭皮アートメイクは、薄毛そのものを治す方法ではありません。
でも私にとっては、分け目やつむじの「見え方」に対する悩みを軽くしてくれた選択肢でした。
この施術を受けられて、本当によかった。
これから検討する方には、施術直後だけではなく、1年後、2年後、その先の生活までイメージしたうえで、自分に合うかどうかを考えてほしいと思います。
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参考資料
- 厚生労働省「美容所等におけるアートメイク施術について」
- 厚生労働省「美容医療に関する取扱いについて」
※本記事は2026年9月時点で確認できる情報と、筆者自身の体験をもとに作成しています。
本記事は、看護師である筆者の個人的な体験を含む一般情報です。診断・治療・個別の医学的判断を行うものではありません。施術の適否、仕上がり、経過、色の残り方などには個人差があります。頭皮へのアートメイクは医行為に該当するため、施術については医療機関で相談したうえで判断してください。

